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生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

家賃が用意できない

この旅最大の大ピンチである。今日から入居というのに、家賃が用意できてない。そもそもクレジットカードのキャッシング設定がうまいことできておらず、こちらに来てから現金がおろせないという事態であった。

 

しかし日本円を多めに持っていたので、銀行でユーロに替えて貰えば問題ないと思っていた。入居当日の朝、大きめの銀行を3件回ったが、日本円を扱っているところがない。中央駅まで行けばさすがに両替所があるだろうと思ったのだが、なんと14時半からしかやっていなかった。

 

12時にピーターと家の下で待ち合わせをしているがこのままでは確実に間に合わない。荷物も重いし暑いし、大汗をかきながら、日本大使館のある広場まで来て、ここでも銀行と両替所を何件も回った。銀行の窓口のおばさんは決まってみんないじわるな口調で日本円なんて無理無理と言う。多分、私の心が荒んでいた。

 

wifi環境のある場所で、日本人の知り合いの方に助けを求め、半泣きになりながら、教えてもらった中心地の外れの両替所にたどり着いた。ようやく日本円からユーロに両替をすることができたとき、すでに14時過ぎになっていた。

 

汗だくでアパートに着くと、ピーターが笑顔で迎えてくれた。私がジャパニーズ土下座の勢いで謝ると、驚いた顔で、全然問題ない!!気にしないで!と言って、レストランで超美味いピザをご馳走してくれた。

 

ああ、なんて優しんだろう、ピーター(泣)

ピーターに225ユーロとデポジットの150ユーロを払い、なんとか無事に自分の部屋を手に入れることができた。。