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生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

陽気なイタリア人シルビア

スロバキアにきて初めての外国人の友達ができた。イタリア人のシルビアだ。彼女は、Facebookブラチスラバの賃貸物件のグループで、部屋を探していた私にメッセージをくれた。彼女は半年前からブラチスラバに住んでいて、日本語を勉強していたことがあるらしい。よければお茶でもしよう!と言ってくれた。

 

本当に善意だけでこんなことを言ってくれているのか?もしかしてたっかい壺でも売りつけられるんじゃないか・・などと少し思ったが、会ってみることにした。

 

結論から言えば、シルビアはめちゃくちゃいい人だった。年下とは思えない包容力のある女の子だった。私はこの日ほど英語ができないことを悔しく思ったことはない。シルビアは、私が英語でうまく言えないと伝えても「全然いいよ!とりあえず言ってみて!」と促してくれる。わからない単語は辞書で日本語に訳してくれたりもした。

 

帰りはバス停まで送ってくれて、チャオ!と言ってハグをして別れた。しかもおしゃれなカフェでビールをしこたま飲んだのにご馳走してくれた。シルビアは本当に善意だけで、私に連絡をしてきてくれた。会う直前、少しでも疑いの心を持った自分を蹴飛ばしたい気分だった。シルビアに次に会うまでに英語を上達させてやる!!と涙ぐみながらバスに揺られた。