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生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

2017-01-01から1年間の記事一覧

【オンボロバスで大乱闘】ウクライナ修行の旅

クリスマス頃、長距離バスでウクライナへ行った。ちょうどいい時間帯のものがなく地元民くらいしか乗らないような、ボロボロの激安バスを利用した。 結果的に、わかったことは「車両で国境越えは絶対にやめたほうがいい」ということだった。国境越えというの…

芸術鑑賞の12月

12月は、ヨーロッパでしかできない経験をしよう!と思った。 年が明けたら、スロバキアを出てモロッコに行って帰国しようと決めたので、もう時間がなかった。 ウィーンに、クラシックのコンサートを見に行って、クリスマスマーケットにも足を運んだ。クラシ…

人生最後の怒涛の連勤生活を経て

11月と12月のまるまる二ヶ月間、スロバキアのラーメン屋でバイトをした。 スロバキア語はおろか英語すらつたない私に、仕事は務まるのか不安だった。 しかし、スロバキア人のオーナーは快く受け入れてくれた。 「明日からでもいいよ!毎日でもいいよ〜!」と…

パリで髪を切った話

ブラチスラヴァには、日本人の髪をうまく扱える美容院がない、という噂を聞いて、どこか違う国で髪を切ろうと思った。 さすがに、美容院で言葉が通じないのは不安すぎる。と思ったので、20時間かけてバスに乗り、日本人がやっているパリの美容院へ行った。 …

11月

11月は、雨宮まみさんのことを思い出す。 たぶん、これからも毎年だと思う。 まみさんの書いたものを読んで、救われたことは何度もある。たぶん私だけではない。 それは、力強く、優しさがあって、だけど弱いことも認めていて。この人の書いてくれる文があれ…

10月も色んなところへ行った。

雑にまとめてしまって申し訳ありません。誰に対してかわからないけれど謝りたい気分だ。10月もプラハとかコペンハーゲンとか色んなところへ行った。久しぶりに原因不明の高熱も出た。コペンハーゲンではヒッピーの楽園、「クリスチャニア」にも足を踏み入れ…

【自由の国オランダ】こんな旅ブログはさっさとおわりにしたい。

自分はワーホリで日常生活を送ることに加えて世界を旅すると決めて日本を出てきたけど、そうは言っても旅と日常は真逆にあるので、同時進行できるものではない。 これを書いているのは、12月であって、旅をしていたのは10月まで。なので、今現在は完全にスロ…

【アイスランドを振り返る】住所不定無職の八人衆と氷の島

ロンドンから3時間、アイスランドの首都レイキャビークに到着した。この日から一週間かけてアイスランドを一周する。ただの旅行ではない、ひとつの国を一周してしまうのだ。しかも、ハンガリーで一度会ったきりの4人と、アイスランドで初対面となる3人といっ…

【ほぼ写真】ロンドンのロンドンらしい遊び

やっとの思いで、ロンドン中心地に到着。まゆかと合流してようやく安堵。大変有難いことに3日間もお家に泊めてくれた。 ロンドンは本当に、今まで行ったどんな国より都会で、ヨーロッパとはやっぱり雰囲気も違っていた。解放感があって、若者も多くて、地下…

【ロンドンまでの道のり】鬼畜と噂のライアンエアーと地獄の空港泊

アイスランドへ向かうにあたって、一度ロンドンで飛行機を乗り換える必要があった。どうせロンドンへ行くなら、少しくらい観光もしておきたい。と思い、アイスランドへ行く前にロンドンで数日間過ごすことにした。 まず、初めて行くブラチスラヴァ空港から、…

旅と日常の行き来

スロバキアに友達が遊びに来たことはまだ一度もなかったが、ブタペストで出会い、エゲルでいっしょにワイン三昧をした同い年の友達が、急遽スロバキアに遊びに来ることになった。 彼女はひとりでヨーロッパを周遊中であり、スロバキアに行く予定はなかったが…

ドナウ川遊歩道の靴

ハンガリーを去る日、バスが出るまでの2時間ほど、ドナウ川沿いを散歩した。 国会議事堂のほど近く、平和で優雅な散歩道からは、少し異質ともいえる光景が現れる。 『ドナウ川遊歩道の靴』という名のその場所には、鉄で型どったいくつもの靴がある。 60足程…

アイスランド行きの決定、美女の谷へ

寿司屋での怒涛の3日間を終えて、最終日の夜、まかないの大量の寿司を持って宿に帰ってくると、何人かの旅人さんたちが共有スペースに集まっていた。 私が寿司をみんなに振る舞うと(私が握ったわけではない)ひとりの男性が「アイスランド興味ある?」と声…

ハンガリーで鬼畜ババアの奴隷になる

ところで、旅情報系のブログを書いてる人は本当に尊敬する。このブログもなんだかやたらアクセスが増えるときがあって、なんでかなと考えると、おそらく東ヨーロッパへ旅に出る人たちがネットを使って情報を集めていてそんな折にヒットするんだろう。そうい…

スロバキアの音楽フェスでTVデビュー

ハンガリーに行く前に、珍しい経験をすることができた。ときどきお手伝いをさせてもらっているラーメン屋のアルバイトで、スロバキアの音楽フェスへ行った。 ラーメン屋はとても繁盛していて最近ではあちこちの大きなフェスに出店している。そして今回は、ラ…

英語でスロバキア語なんて習うもんじゃない

ブラチスラヴァのコメニウス大学で3週間にわたって毎年開催されるサマースクール、その名もSAS(スロバキアアカデミースタジオ)に参加してきた。 スロバキア語どころか英語力の皆無の私がそんなところにひとりで通って苦労しないわけがない。とそんなことはわ…

洞窟三昧の東スロバキア

さて、長かったポーランド旅行も終えブラチスラヴァに戻ってきた。 もうすぐサマースクールが始まるので、その準備としてスロバキア語の勉強でもしておくか。と思っていたのだが、時間があると思った矢先にいつも楽しいお誘いが入る。友達のいない異国にも関…

ポーランド無計画ホームステイの旅⑨最終章

電車で7時間、シチェチンからチェンストホヴァへ戻ってきた。ボグダン神父のお家では今宵も宴が開かれこの日もいつものごとく、神父とその兄と甥っ子と私の4人だけが深夜まで残りどんちゃん騒ぎをしていた。 ポーランドの伝統的な音楽と踊りを教わり、気がつ…

ポーランド無計画ホームステイの旅⑧初対面の一家とベルリン→シチェチン

シチェチンに住む見ず知らずのご家族の家に3日間滞在することになった。 というのも、ボグダン神父の友人が、今回悪天候のため早々に帰ることになった私を不憫に思ったのか「よかったら君だけでもシチェチンの観光に、うちに泊まりに来ないか?うちの娘も君…

ポーランド無計画ホームステイの旅⑦ボロ小屋大戦争勃発

翌朝は、これまで経験したことのないような二日酔いをくらっていた。しかしこのまま起き上がれず置いて行かれれば、映画ホームアローンのごとく家に泥棒が来て、闘うことになったりしてとか考えて、それもありかと思ったが起きることにした。 絶望的な気持ち…

ポーランド無計画ホームステイの旅⑥ヤスナグラ修道院と豪邸の庭でBBQ

ボグダン神父様とは昔から知り合いで、名古屋にいるときからお世話になっていたけど、まさかこの同じタイミングでポーランドにいることになるとは全く知らず、ましてや神父の実家に本当にお邪魔するなんて、想像もしていなかった。 しかも到着したのはちびま…

ポーランド無計画ホームステイの旅⑤ゴマまみれになりながらチェンストホヴァへ

サラさんのお家には8日間もお世話になった。毎日、観光に行ったり、日本食レストランに行ったり、買い物に行ったり、お母さんのポーランド料理を食べたり、団欒に混ざったり、ゆっくり過ごすことも出来た充実した日々だった。何より、ポーランドの家庭に入っ…

ポーランド無計画ホームステイの旅④日本がもっと好きになる

この日はサラさんのお誕生日である。お誕生日ということでカトヴィツェにある、サラさんの好きなお好み焼き屋に行こうということになった。スロバキアにはお好み焼き屋はないので、自称元関西人の私は久しぶりにお好み焼きが食べれるのが楽しみでならなかっ…

ポーランド無計画ホームステイの旅③ヨハネ・パウロ2世生誕の地と謎のB級スポット

この日、朝起きると『今日はヴァドヴィツェに観光に行くから早く準備をして!』とお母さんが言っている。ポーランド人は気まぐれなのでこんな感じで予定が急に決まることが多い。30秒で支度をして、外に出ると車が迎えに来ていた。お母さんの弟がイギリスか…

ポーランド無計画ホームステイの旅②ヤヴォジュノの街と奇想天外一家

サラさんの実家のあるヤヴォジュノという街まではバスで30分くらい。中心に大きな教会があって小さなマーケットがいくつかあるような可愛らしい街だ。 街の中心にある大きな教会 中央広場 野菜や果物、衣類などなんでも売ってる商店街 街を見つつ、私は、知…

ポーランド無計画ホームステイの旅①

15日間の長い旅から帰還したけれど予想外の出来事もたくさんあってすべてを書ききれないなあと思っている。やはりブログとかは仕事と違って溜め込まないほうがいい。(仕事は溜め込んでから一気にやるのが良いのだと思いこんでいる) そもそもなぜまたしても…

Barbecueの季節

アフリカより暑いと噂の日本とはうらはらにスロバキアでは少し肌寒いくらいの気候が続いている。私の記憶では5月よりも涼しくなっている。このままどんどん寒くなることを思うと冬が怖くて仕方がない。スロバキアの冬はバスを待っている間に凍死すると言われ…

なぜスロバキアに?

こちらに来て二ヶ月が経ち、今のところスロバキアのことは好きになる一方です。そんなスロバキアに肩入れしすぎな記事はこちらです。 workingholidaynews.com ワーホリニュースにも書きましたがなぜスロバキアに?と会う人ほとんど全員に聞かれます。大した…

外国で初めてバイトをして思ったこと

働くことに対して良いイメージがなかった。お金を稼ぐことが少なからずストレスになることはもう理解している。ストレスと充実は常に比例しているため、お金を稼ぐこと、そして評価されることや必要とされることは常に大きなストレス、つまり責任とプレッシ…

【オーストリア】ヴァッハウ渓谷の葡萄園と廃墟

先日はオーストリアのヴァッハウ渓谷を訪れた。まずはブラチスラヴァからウィーンへ電車で一本で移動。私の家の向かいのペトルジャルカ駅から電車が出ているため、かなりお手軽に行くことができた。 往復で14ユーロ、2週間有効というフレキシブルな切符 ペト…