tecotoca

生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

意志表明

今の自分を何かしらのかたちで遺したい。
4年前、このブログを始めたときもそうだった。 


旅から帰ってきて、東京での生活は仕事に終われてすごい速度で過ぎ去っていきあれからまたずいぶん時が流れてしまった。


忙しかったけど会社員だった頃より仕事内容や働き方にはしっくりきていたし、 やりがいも感じていた。自分は本当にラッキーで、 ほとんど経験もなくフリーランスになったのに、出版社の仕事やwebメディアの仕事を途切れることなくやらせてもらえたのは本当に幸運だったし、感謝しかない。


25歳で会社を辞めたとき、なんの技術もない自分が、 何もかも捨ててたったひとりで旅に出て、その先どうなるんだよ、 、って正直絶望していた。でも、今の自分は、 そのときの自分が思い描いた以上に、 たくさんのものを手に入れている。


何もかも、 見ず知らずの自分に手を差し伸べてくれた人たちのおかげである。


もうすぐ、30歳になる。
今までより冷静に、これからのことを考えたい。


自分のやりたいことや挑戦したいこと、 理想の暮らしがあったとして、 それがお金がないっていう理由で実現されないのは本当にいやだ。


お金なんていくらあっても足りないし、 いくらあれば安心して暮らせるのかなんてわからない。 とりあえず3000万貯金があれば安心して暮らせると思ったら、 あとどれくらいの年月働き詰めになるのかな。


とにかく、 病気になったらとか老後のこととか子どもができたらとか、 想像もできない先のことを考えて、 つまらない日常をおくるのは本当に、時間がもったいない。 むしろ死ぬ直前に、お金だけがあって、 やりたいことは何もできなかった…なんてことになりかねない。


だからまず、 不安を煽るような社会のシステムの中から抜け出したいと思った。 そういう選択ができるのも、 これまで地道に積み重ねてきたものがあるからだと思う。

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新しい地で自分の暮らしを作る。


野菜やお米を自分で作り、 家の修繕とかできる限りのことは自分の手でできるようになりたい 。


自分の満足いく暮らしができたら、昔の自分のように絶望している若い人と繋がれる場所を作りたい。


今いるその世界がすべてではないと伝えたい。


もし田舎の生活に何か気づきがあって、 脅迫的な経済システムから逃れて、自然のサイクルの中にある、 自立した心地良い暮らしをする人が増えれば、 無視できない地球環境の問題にも寄り添っていけるんじゃないか。


と、もう取り返しのつかないことになっている放射能の問題とか、 考えるほど悲しくなってしまうけど、 そんな中でも自分にできることは、と思い、 エネルギーをできるだけ使わない、 依存しすぎない生活をおくりたいなと思いました。


ともあれ、今後まったく未知の生活が始まる。 その様子はちゃんと、何かかたちに遺したい。


ブログも更新していきたいなと思う。