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生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

あたらしいくらし

千葉県鴨川市の、山の上の築300年の古民家に住み始めて1ヶ月以上が経ちました。

 

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想定外のことがいろいろ起こり、目まぐるしい忙しさだったけど、言葉では説明できない安心感や充実感の中にいます。

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鴨川という場所に「なんかピンときて」極寒の2月に車中泊で旅をして、奇跡の出逢いの連続を経て、そのすべてに支えられて、今ここでの暮らしがある。

 

ガスがきてないから風呂に入れない生活をしばらくやった頃、どうにかこの五右衛門風呂を復活させることはできないかなと考えていたら、

 

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「そいえばうちに、台風で廃材となった灯油ボイラーがあるよ」と初対面の方から、奇跡のような一声があり、自分たちで設置して、湯を沸かすことができました。

 

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配管の部品がないので、竹を切ってきて繋げたり、


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繋がったー!ってなったら、木桶の隙間から水がピューピュー漏れて、米糠をもらってきて水に入れたら、隙間が埋まってピタッと止まったり…。

 

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↑米糠

 

水路を作るとこから始まって3日間、紆余曲折を経て、お湯が沸いて、風呂に浸かったときは本当に涙が出ました。

 

シャワーなんて便利なものはないけど、これでも十分贅沢だなって思う。

 

 

今までとの何よりの違いは、「困ったらいつでも言いな」と声をかけてくれる先輩たちが周りにいっぱいいること。名古屋でも大阪でも東京でも、こういうつながりってあんまりなかったな。自分もはやくそんな存在になれるように、できることを増やしていきたい。

 

 

ようやくこれから新しい暮らしが始まる。