地球卒業日記

この人生での体験

意識のスケール

ヴィパサナー瞑想者がたびたび前世の記憶を見通せる能力が開くみたいだけど、なぜかなと個人的な解釈。

 

前世や来世と捉えるものもすべては今この瞬間に同時に存在していて、テレビのチャンネルを変えたりゲームのソフトを変えたりするようにして現実は選択可能なのだが、今、この現実という画面にのめり込んで生きている。

 

なぜかというとある程度の平静さ(切り替えを受け入れる力)が身につくまでは、今この現実での心を養う必要がある。ある地点まで到達することで並行世界を移動することが可能になるのかもしれない。

 

と、するとこの神なる意識状態になるには完璧なサレンダーが必要で、あらゆる恐れや執着、嫌悪などの感情からは解放された状態でなくてはならない。

 

などと考えていると、この肉体を超えた大いなる私は今、今世、この現実であらゆる出来事に対して感情的に反応している自分をとても可愛いなと感じながら観察しているのかもしれない。

 

これはすべて今世の私の妄想だけれど、ヴィパサナー瞑想の教える平静さ、アニッチャー(無常)を観察して捉えることで、意識のスケールが広がり、「今ここ」を一歩引いた目線で観るその外側には前世や来世にいる自分が存在していることは否定できないような気がする。