ワンネスフードの活動をしていて、
関わる人たちから
「命を引き継いでいる」と表現されることがある。
命あるものはみんな命を引き継いでいるんだなあと納得しつつ、人間の都合で運命を左右される生き物たちを引き継ぐ場面も、振り返ると本当に多い。
今年は、鶏の卵を孵すことはなかったな。昨年は8個あたためて8羽の雛が生まれたことを懐かしく思っていたら、知り合いから、雉の卵を11個引き継ぐことになり、あたため中。うちの鶏の卵もひとつ混ぜてみた。さっきまで目玉焼きにしようとしていた卵。
どんなに良く生きようと考えても、
生まれる、食べる、死ぬ
これはすべてセットで一本のトンネルのような人生、というのは変わらない。
数えきれないほどの、自分を支える命があるから、一方では、たくさんの命を引き継いだり生かしたり、そんな機会が与えられることにも感謝。
大事なのはたぶん、明るく軽く、回してくこと。
それくらいがいいんじゃないかな。