Petržalka

スロバキアでのワーキングホリデーを経て、フリーライターになりました。

【モロッコ年越し編】早速ぼったくられる

さて、やっとの思いでマラケシュのメナラ国際空港に到着。いよいよこの旅最後の国に上陸してしまった。

 

人生初のアフリカ大陸。女子ひとりで行くなという人もいるけれど、空港はめちゃくちゃ綺麗だし、いたって平和な様子。ヨーロッパとはまったく違い、南国感満載の気候とアラビアンな雰囲気にひとりでに心が躍る。

 

空港から、宿まではタクシーで移動する。空港から一歩外へでると「タクシー!タクシー!」とおっさんたちの勧誘を受ける。目が合ったおっさんをひとり選んでタクシーに乗車。宿まで20ディルハム、安い!

 

運転手のおっさんは、「モロッコは初めてかい?素晴らしい国だよ!今日は天気も良いし君はラッキーガールだ!」と、顔はこわいが愛想は良い。

 

宿付近でタクシーを降り、50ディルハム払うと、お釣りは20ディルハムしかもらえない。え!?って顔すると、おっさんは「細かいのが無かった!」と言って、困り顔。その表情に根負けし、いいよ!と言うとおっさんは嬉しそうに一瞬でいなくなった。まあ、10ディルハムなんて、日本円で100円くらいだしいいよね、と考えたが、今思えばこの出来事はモロッコ人と私のお金問題について、ほんの始まりにすぎない。

 

タクシーを降りると、今度は子どもたちに囲まれてしまった。「マダム!マダム!」と言ってついてくる。どうやら宿まで案内をすると言っているようだ。結局最後まで私と歩いていた子どもに、「マネー!マネー!」と、案内料を求められてしまった。

 

この調子で巻き上げられていては、旅の最後まで金がもたない。宿のスタッフに助けてもらえたので、案内料は払わずに済んだが、この国では誰にいくら払うかは完全に自己責任。後々後悔するくらいなら、無意味なお金は払ってはいけない。結局この日以降、モロッコ人との金銭交渉には、負けまくることになる。強い意志を持って人々と接しなければならないが、それもまたモロッコを楽しむ醍醐味であると今は感じている。

 

続く